幻のコーヒー”トアルコトラジャ”を試してみた
(写真:左はドリップオンタイプのトラジャブレンド、右がトアルコトラジャ)
世界最高のコーヒーのひとつ、トラジャコーヒー。
その中でも最高級品の“トアルコトラジャ”。
この豆の特徴は酸味がありながらフレッシュでフルーティーといわれるトアルコトラジャは、コーヒーが苦手な人でも飲めてしまうほどの味だという…!
(高品質と言われるアラビカ種の傑作。)
テレビ東京の番組”未来世紀ジパング”でも紹介される
未来世紀ジパングでも紹介されていた。
“世界コーヒー争奪戦”(バックナンバー)
インドネシアで4番目に大きな島、スラウェシ島。
その島にある地方都市マカッサル。
マカッサルに住むトラジャ族が作るトアルコトラジャのコーヒー。
それこそが“幻のコーヒー”と言われるトアルコトラジャ。
幻のコーヒーといわれるのは何故?
幻のコーヒーと言われるゆえんは、もともとオランダ領だったインドネシア。
オランダ人はトラジャ地域がコーヒー栽培に適した土地ということに目をつけ、トラジャ族に栽培をさせた。
そこでできたコーヒーはオランダ本国に持ち帰られると、絶賛されオランダ王室でも御用達になるほどだった。
しかし大戦後、インドネシアが独立。
オランダ人はいなくなり、トラジャ地域の農場は荒れ果てた。
そしていつしか”幻のコーヒー”と化してしまった。
トラジャ族とKEY COFFEEとの関係は?
そんなコーヒーを復活させようとしたのが当時KEY COFFEEの副社長の大木久さん。
大木さんはトラジャ族と力を合わせ、道路や橋などのインフラ整備に始まり、近代的な栽培技術や品質管理を教えた。
1978年、トラジャコーヒーが復活する、そして販売へ。
その農場の中の一つにはキーコーヒー直営の雲の上にある”パダマラン農場”がある。
そこではトラジャ族の女性が歌いながら生豆を収穫する。
ちなみにKEY COFFEEでの収穫量は直営農場で2割を生産し、周辺の契約農家とも良好な関係を築いているので8割は購入しているという。
この活動により、彼らの生活も豊かになっていく仕組みが出来上がっている。
今はそういった仕組みの事を、フェアトレードと言い途上国で作られた産品を適正な価格購入し、生産者の生活や自立を支援している。
トアルコトラジャをいれて飲んでみた
今回はせっかくトアルコトラジャを飲むので、最高の一杯を入れるためにペーパーフィルターを使った。
もう袋を開けた瞬間から、香りが違う。
苦みを感じない、さわやかなコーヒーの香り。
ポトっポトっと一滴ずつ落ちていく。
そして準備から完成まで5分ほどかかったけど、やっと飲める。
「………。」
ん〜やっぱり美味しい。
僕はいつもはハチミツたっぷりいれて飲むんだけど、噂通り、このトアルコトラジャはブラックで美味しく飲める。
酸味が強く、とてもフルーティー。
そしてさらにハチミツを入れて飲んでみるとびっくり!!
フルーティーさが爆発した!!
飲んだ瞬間、口の中で広がるような。。。
ぜひ試してほしい。。。
結論、”幻のコーヒー”は美味しかった。。。
ここまで読んで頂きありがとうございました^^